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少し前に訪れたウィーン静物画展の1作。

虚しさを象徴したものが多かった印象がありました。
美しくもどこか退廃的。

楽器と銀の皿を描いた寓意画等。
楽器は流れる時間を、
銀の皿はキリストの受難や人のはかなさを。
それらの取り合わせによって、
「本当に大切なものは別にある」という意味だとか。


本当に幸せは今ココにあることが分かってる。
(分かってるんだよ、うん)
今に十分満足できれば、
きっと細々と幸せに生きていけるだろうなぁと思えても、
それじゃぁ我慢ができなくもある。

若気の至りか、はたまた欲の成せるものか。

だからメイクしたり、努力や、オシャレしようとする気持ちの底にある
ドロドロした見栄というものが、自分の内側にあるのが、直視したくなくて、
けれど、それは自分自身で、人というものはえてしてそういうものだと自分を宥めて。

数年前まで、色んな答えはきっとどこかの本に書いてあるんだと思っていました。
人を殺してはいけない理由も確固としたものがあるからこそ、
人びとは反対していて、根本的なものは解決済みなような、そんな感覚。

現実はそうじゃなくって、いくら読んでも聞いても不明不明不明。
哲学者たちは探し求めて時代の狭間で論争中。
小学生の算数みたいに疑いの余地ない答えなんて出てこない。

「ダメなものはダメなんだよ」

こんな説明をする大人にはなりたくなったけれど、
気がつけば大人の一員となっている自分に驚愕したのはつい最近。

論理学の再再レポを完成させました。
なんだこりゃ、な命題でも前提を真とすれば答えは真になっちゃう。
なんだこりゃ。


少し貯金に精を出していたのですが、
こりゃいかん、いかん、と25歳ぐらいまでは
せめて自分にたくさん投資すべきなんじゃないかと思ったり。

毎日家で練習しているペン習字、毎日読んでいる英語の本、
毎朝の日課であるヨガ、ときどき齧っている色彩心理学。
そろそろ飛び出していっても?(ただ慢性から抜け出したいだけじゃないの、と自問自答)

もちろん、お金の問題だけじゃなくって、時間と努力。
好奇心と謙虚な心があれば、年がいこうとも遅くはないと思うけれど、
早すぎることもなくて、束縛しうるものが少ない今だからこそチャンスかもしれない。
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by sizukugaotisou | 2009-03-31 20:17 | 日     々
c0035116_9545473.jpg薔薇のその姿はやはり貴婦人。
職場の近くで出会った花屋さんにて。
いつ赴いても、とっても丁寧に対応してくださって、
花の特徴やそれぞれの特徴にあった花を長く保つ方法、
いろんなことを教えてくださるうえに、
頂いたお花の持ちは驚くほど良い。

プロフェッショナルとはまさにこのこと。


そんなプロフェッショナルな人の1人「オードリー・ヘップバーン」

「ティファニーで朝食を」の
デニッシュを頬張るホリー・ゴライトリーの洗練された姿や、

「ローマの休日」の
記者にこの度の旅行で最も忘れがたい街を問われて
「ローマ」
と美しいイントネーションで答える気品溢れた姿をスクリーンに映し出したアン王女。


彼女の姿は心をうつものがあります。
その彼女に魅了され、ずっと読みたいと思いながら、お値段に躊躇していた一冊
「オードリー・スタイル」が図書館にありました!(感激)c0035116_10191134.jpg

仕事から帰ってきて、食事もとらずマスカラも濃いアイランもそのままで
ソファの上で読んでしまったものだから、読み終えた頬には黒い涙の跡。笑

自分を知り、純粋でありながら慎み深く思いやりの溢れる彼女。
泣いてしまったのは悲しかったからではなく、
彼女の生き様があまりに美しくて感動したから。

姿形だけでなく、彼女の理性や生き方が素晴らしく、
現在でも色褪せないオードリーがそこにはありました。

その姿、やはり貴婦人。
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by sizukugaotisou | 2009-03-22 10:31 | 日     々
c0035116_9482490.jpg持ち物は、本当に必要なものだけ。
そのどれもに‘自分’があって、こだわりぬいた1品。

それが文房具屋さんで見つけた100円のボールペンにしたって、
それが間違いなく、その‘自分’に必要であるから、
またそれが使い勝手の良さや、
自身の美意識にかなっているから持っている。

そういう人って本当に‘自分’を知っていて、
洗練された物を見極める目が養われるのだと思うのです。


(だって、溢れかえる物の取捨選択を厳しく、
 ‘今の自分’に必要なものだけ、不要なものは持たない‘選択’って、
 とっても難しいうえに、自分を知り、足るを知らなくてはいけないから...なんて)

そんなわけで、今年のスケジュール帳選びは難航しました。
まず必要かどうかから。(何故必要なのか)Why

色々考えると、今の自分に合う理想のスケジュール帳が浮かんできます。

今年ヒットしたのは、モレスキンのマンスリータイプ。
(→呼称がモールスキンよりモレスキンへ)
悩んでいるあいだにお値段が半額に!(ラッキー)

多くを書き込む必要はないからこそ、コンパクトに。
見開きやすさも魅力。
プレゼントにもらったパリのエッフェル塔を模したキーホルダーをつけて、
ようやく今年のお供ができました。

(そういえば頂きものって、ほとんど水色。
 上司に「水色しか思い浮かばなかった」と頂いたブックカバーも水色。
 clear water。
 オフの人だと気づくかもしれないけれど実はブログのタイトルは私の名字が隠れていたり。
 ‘水’とご縁があるのかもしれない...)


またもや【そうじ力】に夢中です。
図書館で舛田さんの本を借りてきて、モチベーションを上昇させ、
今から難攻不落の(?)本棚へ!
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by sizukugaotisou | 2009-03-10 09:56 | 日     々

Madame de Pompadour

c0035116_10192790.jpg憧れの女性 ポンパドゥール夫人。

42歳までのその知性溢れる生涯は、
21世紀の今も魅惑の香りを放つ。

ロココの花をひらいたルイ15世の寵妃。

彼女の肖像画に書物は欠かせない。
実際、美術館でラ・トゥールの作品に出会ったときは、
息を呑んだものでした。

美術書で何度も目にしてきた 美と教養を示した麗しい絵画。


‘夫人の弟マリニー侯爵は、実際の夫人はそれらのどの絵でも表現しきれない美しさだったと語っています。姿かたちだけの美しさでなく、立ち居振る舞いなど身のこなしの優雅さもこの上なく、抜群の洗練されたセンスと才能に恵まれていたのです。’
今田美奈子 『貴婦人が愛した食卓芸術 LE NOBLE ART DE LA TABLE 』 P.34


朝から文献を読む気になれない休日の朝は、
図書館から借りてきた美術書をのんびり眺めながら心を潤して。

マリア・テレジア、マリー・アントワネットも然り。
彼女たちの美意識は、現代でも大いに生かすことができることを教えてくれます。

もちろん、それはインテリアにも食卓の場にも。


マナーは心。

食卓の場で、客人を威嚇してしまわないようにとカトラリーの刃先を自身の方へ向けて、
テーブルをセッティングしたポンパドゥール夫人。

劇場の場で、感動を自らの内にしまっておくのは勿体無いとばかりに
スタンディングオベーションをはじめたマリー・アントワネット。

ルールを知りながらルールに縛られすぎない。
時代を生きた女性たちの輝く姿が、とても とても 眩しい。
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by sizukugaotisou | 2009-03-08 10:52 | 美     術

フランス文学

c0035116_1233188.jpgこれでようやく3分野科目(英語除く<涙)のレポートは出し終えたことになります。
あとは、再提出文の論理学のレポートと
哲学、社会学のレポートならびに試験の合否のみ。
昨年は慌しさにかまけて、サボりすぎました(反省――)

少し落ち着いたところで、単位をいただいた総合科目「文学」について

私が選んだのは「フランス文学」でした。
問題は【フランス近代(18~20世紀)に書かれた自伝、あるいは回想録を一冊読んで、執筆の動機、作者が生まれ育った環境、作者と社会の関わりなどに着目しながら、その作品の特徴と価値を論じなさい。(後略)】

選んだのは実存主義者サルトルの「言葉」。
この作品は
・著者の12歳までしか描かれていない点(続編は世に出なかった)
・完全なるノンフィクションではない点
などがあり、書きにくい題材かとも思いましたが逆に
‘文学との訣別’を描こうとし、文学のなかに見いだされた聖性についての考察はとても興味深く、
途中からはレポートのことも忘れかけ、文献を読み漁っていました。

実際レポートに使用した文献は下記の3冊。

(1) 海老坂武 『サルトル ―「人間」の思想の可能性―』 岩波書店、2005年。
(2) J-P・サルトル 澤田直訳 『言葉』 人文書院、2006年。
(3) J-P・サルトル 海老坂武彦訳、海老坂武訳、石橋晴巳訳 『実存主義とは何か』 人文書院、1996年。


結果、レポートはBでした。
講評は「参考文献に依存せずに御自信の読書の成果をレポートにまとめようとした姿勢は高く評価したいと思います。ただ貴方自身が、自らの考察をまだ未消化のうちにレポートを書きとめてしまったという印象をもってしまいました(後略)」とのこと。

正直、レポートは提出後に自信を喪失して(論理学、地学共にボロボロでしたから)
いたので、安堵と喜びで「あぁ、よかった」と呟いた覚えがあります。


そして試験はというと辛くもC判定という結果。
行きの電車のなかでの最後の追い込みに助けられました。

文学のなかで一番厳しいという噂のフランス文学..。
まとめ不足なのは、今の私の課題となりながら、保健衛生に続く、自信とやる気をつけてくれた教科となりました。
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by sizukugaotisou | 2009-03-03 13:03 | 大     学
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近ごろやっぱりスケジュール帳は必要だなーと考え、
モールスキンのマンスリータイプを購入し、
昨夜スケジュールを書きこんでいるなか、
フト気づく。

「レポートの締め切りっていつだって」
それが3/1の20時の出来事。
3/2が第1回締め切り日に気づいた瞬間からの私は自分でもビックリするぐらいに早かったと思います(ウン)

写しきれていないワープロ厳禁の社会学をあわてて、紙に書き写し。
今まで読んだ文献をかき集めて、哲学のレポート開始が3/2を目前にひかえた23時のこと。

そんな徹夜作業のおかげで、
本日2つのレポート提出!(文字通りギリギリ)

徹夜明けでテンションのおかしいまま、
仕事に行ってきます....。
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by sizukugaotisou | 2009-03-02 08:27 | 大     学

Name. はるナ


by sizukugaotisou